韓国・下町人情紀行 (朝日新書50) (朝日新書 50) (朝日新書)
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「なつかしさ」を求めて行ってみたくなった ( 2007-09-04 )
韓国のあまり知られていない町を旅し、そこで出会った人たちとの主に食を通しての交流を活き活きと描いている。かつて繁栄を極めた漁港を持つ離島、米軍基地に経済的に影響された町、北朝鮮への帰国を夢見た人たちが多く住む町等など。読んでいて韓国の町ではなく日本のある町を連想してしまう瞬間が度々あった。どの章を読んでいても著者も言っている様に、何十年か前の日本を思い出してしまう。そんな町がまだ韓国には日本よりも数多く残っているらしい。そういう町がなくなる前に「なつかしい日本」への時間旅行をしに韓国に行ってみたくなった。
随所に登場する逞しい女性、美味しそうな食材、料理、酒などについての記述も活き活きしている。エイの刺身、部隊鍋について興味深く読んだ。が、自分としてはマッコルリについて読んでいたらこちらも思わず飲み比べをしたくなってしまった。
同じ著者が「韓国の美味しい町」、「マッコルリの旅」という本も書いてるので、これらの2冊を読むのが楽しみになった。
