ベトナム怪人紀行 (角川文庫)


ベトナム怪人紀行 (角川文庫)

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ベトナム怪人紀行 (角川文庫)

ベトナム怪人紀行 (角川文庫)
ゲッツ板谷
角川書店
発売日: 2002-12
価格: ¥ 680 (税込)
発送: 通常24時間以内に発送


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カスタマレビュー

4 ベトナムを縦断する ( 2006-02-15 )
 1999年にスターツ出版から出た単行本の文庫化。
 ゲッツ板谷と鴨志田穣に、通訳兼コーディネーターの鈴木くんが加わって、はちゃめちゃな旅を繰り広げている。
 ベトナム戦争を柱に据えつつ、南北に長いベトナムを縦断していく。しかし、堅苦しい内容に陥ること(一ヶ所も)なく、馬鹿馬鹿しいながらもきちんとベトナム戦争が理解できるようになっているのは凄い。
 人間の欲望がナマで感じられる良書だと思う。

4 ベトナムの食い物と人、生活感があふれる本 ( 2005-09-14 )
ベトナム乱暴紀行の敵討ちのような1冊。...敵を討てたかどうかは読んでのお楽しみ。
ベトナムの歴史も文化も日常も、的確かつわかりやすく詰め込んである。中でもベトナム戦争を暴走族に置き換えての解説は、わかる人には最高に理解しやすい。合わせて鴨志田氏による写真は、撮られた対象のベストショットと言っても過言はないだろう。

4 ヴェトナムに住んでます。 ( 2005-07-21 )
スッキリしました。
ヴェトナムに実際住んでますが、本当に現在も強かな『怪人』ばかり
住んでます。(-_-;)
純粋な『日本人』が『怪人』の中でいかに『負けず』に住んでいられるか
この本で、判った様な気がしました。
ヴェトナムに、負けそうになった時にとっても励みになりました。
それ位、ヴェトナムを知るには最高な本だと思います。
是非、『ヴェトナム』を尋ねる前に、前準備として必読すべき
本だと思います。書かれた年よりは若干な発展は有りますが、
さほど、違いは有りません(~_~;)

5 ちょっといい読みものです ( 2005-07-13 )
以前の「タイ紀行」に続いて思わず本書を手にとってみました。
読み進んでいくうちに感じたことですが、個人的に「タイ」よりもこの「ベトナム」の方が全然面白かったです。

まず視点が全然違うからかな?と思います。前回は場所(名所)や建物、道中の描写など「物」を対象にしたコメントも多かったのですが、今回は圧倒的に「人」に焦点が当てられているということが大きな違いになっています。

現地の人々のインタビュー(これに関するコメントや、ふと我に返った発言などが破壊的に面白い)がこまめに繰り返されているのもいい味をだしてます。

途中のベトナム現代史(大国の権力抗争)を「暴走族勢力争い」に置き換えた説明は見事!としかいいようがありません。「なるほど!」と納得できる説明でした。またこの説明が本書全体のベースになっていて、各所でいい「出汁(ダシ)」をきかせてます。

やっぱりどんな場面であろうと、結局は「人の琴線を震わせるのは(基本的に)人」なのかなぁ。と思ってしまった楽しい一冊です。

4 ベトナム人のしたたかさを知る ( 2003-08-20 )
今度ベトナムに行くことにした。私はいつもツアーのフリーコースを選ぶ。ホテルまでは案内してもらうが、あとは異国の旅を自由に楽しみたいからである。けれども事前情報は充分に仕入れるようにしている。特にベトナムのように初めてで生活習慣も大きく違い、言葉もぜんぜん分からないようなところではなおさらである。というわけでこの本である。「観光コース」から離れたベトナムを語り、なおかつ私の行くホーチミンのことを紙面を割いて語っている体験記はこれぐらいしかなかったからである。

もと暴走族、チンピラだったゲッツ板谷が飛び込んだベトナムのディープな体験記。「珍獣手乗り鹿」「エビ穴」「(本当は素人詐欺の)自称日本人サイさん」「おかま少年」そういう怪しいネタを追いながらも、まじめ、したたか、一生懸命なベトナム人たちに出会うのだ。枯れ葉剤の影響で身体に影響を持った児童たちが通う学校に取材して「心がプルプル震える」板谷。「人間というのはいつ、どこで生まれるかによって人生における大方の勝負が決まってしまうことが多い。いくらキレイ事を言ってホローしてもソレは事実なのだ。…どこかにリセットボタンはないのか?」でかい図体、凶暴な顔のわりにはなんて純情な板谷。もう一方で何度もベトナム人のしたたかさに「負け」を喫してしまう板谷なのであった。そしてそういうベトナム人のしたたかさの大本には数十年前までは現実であったベトナム戦争があることを板谷は発見するのであった。

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