十字軍騎士団 (講談社学術文庫 (1129))
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カスタマレビュー
中世ヨーロッパの精神文化を理解する ( 2008-03-13 )
中世ヨーロッパが生んだ騎士団という特殊な階層集団は、間違いなくこの時代を最も強烈に特徴づけるもののひとつである。
本書はこの十字軍について、その成立、展開、興亡の歴史を多くの事例をあげて叙情的に述べていく。その規律や生活についても深く知ることができる。特に十字軍活動やテンプル騎士団訴訟事件な度は興味深い。
現代にも脈々と息づく中世精神を学ぶことができる。知っているようで知らない中世ヨーロッパの世界をよりよく理解できることは請け合いだ。
まるで上等な物語を読むかのよう ( 2005-08-18 )
ヨーロッパの膨張としての十字軍と、その歴史的必然として生まれた十字軍騎士団。著作ではテンプル騎士団と、そのライバルである聖ヨハネ騎士団(現:マルタ騎士団)の誕生から崩壊までを、十字軍史とそれを取り巻く中世史を絡めながら、歴史の必然的帰結という事実を見せてくれる。まるで上等な物語を読むかのように一気に読んでしまった。
