アジアの路上で溜息ひとつ (講談社文庫)
この商品を買った人はこんな商品も買っています
バンコクの匂い
バンコクの好奇心―バンコクを読む・嘗める・齧る・触る
マンゴーが空から降ってくる―タイの田舎に暮らすということ
物語タイの歴史―微笑みの国の真実 (中公新書 1913)
バンコク下町暮らし (徳間文庫)
カスタマレビュー
風船のような旅人 ( 2006-10-10 )
典型的なバックパッカーのお話だったように思う。お隣の韓国、それにタイやマレーシア、インドネシア、フィリピンといったアジアの国々からエジプト、ケニアやエジプトにまで足を伸ばしている。旅で出会った人のことを中心に筆者の心に残った出来事をまとめてある。文章がうまいので、読んでいて情景がはっきり見えるのがよかった。まるで屋台巡りをするかのような気にもなりました。
ただ自分とは価値観が違うため、同じような旅をしてみたいとは思わない。何をしたいというよりは気の向くままに旅をして、いかに長く滞在するかがポイントになるらしい。社会の頚木から自由な人間といえなくもないが、何かをするのが旅の目的なのではなく旅そのものが目的なんだろう。わたしの旅の目的はある意味現実逃避に他ならないから、偉そうに言えたものじゃない。それでも何かを求めているのか。虚しくなることはないのか。一度聞いてみたい。
屋台とメシ屋をわたりあるくほんとの旅人 ( 2006-03-22 )
この世にはごく稀に、ものすごい食いしん坊の人がいる。
この本の著者である前川健一も、朝から晩まで食べ物のことを考えているそんな人種のひとりである。
寝て、起きて、食べて、散歩して、読書して、また食べて、寝る。
そんな羨ましい生活を、彼はこの本の中に詰めこんでいる。
食べ物中心の生活だが、食べ物と食べ物の間に、人との触れ合いがある。
異文化を背負った人間同士の交流は、いつもスムーズにというわけにはいかないが、ぎくしゃくとしたやりとりを不快に感じない、度量の広さが著者の最大の魅力である。
個人的には、エジプトでスリに全財産パスポートともどもすられた話がいちばん好きでした。
優しい旅 ( 2005-02-18 )
1988年に筑摩書房から出た『路上のアジアにセンチメンタルな食欲』の文庫化。
アジア貧乏旅行記の白眉であろう。
タイ、インドネシア、マレーシア、エジプト、ケニア、フィリピン、アメリカ、韓国と著者が放浪した記憶がセンチメンタルに描かれている。各地の人々との触れ合いを中心に、エジプトの暑さの話、飛行機が飛ばない話などが並べられるのだが、実に感性的で優しい語り口に陶然とさせられた。
そう、優しさなのである。アジア貧乏旅行記にはいくつもの語り方がある。下川裕治の鋭い分析とたくましさ、蔵前仁一の弱々しさ。そのなかで前川健一は優しさを武器としている。ちょっと引いた立場からアジアの人々・事物へ優しい視線を投げかける。その優しさがたまらない魅力となっている。
とにかく、読んでみると良い。
会ってみたい ( 2002-06-28 )
こんな優しさの、つまった内容が書ける著者に会ってみたい。
こんな人が日本に、いるのなら、まだまだ日本人も捨てたものじゃないなと思った。特にアジアが、好きなわけじゃなかったけど、
まるで一緒に旅してるみたいで、旅先で、著者が、出会った人、宿、
食べ物、その匂いまで、伝わってくる。
決して、押し付けがましくない感性が、優しさが、どの旅にも感じられた。
この本を、きっかけに、前川 健一を、読みあさった。
会ってみたい ( 2002-06-28 )
こんな優しさの、つまった内容が書ける著者に会ってみたい。
こんな人が日本に、いるのなら、まだまだ日本人も捨てたものじゃないなと思った。特にアジアが、好きなわけじゃなかったけど、
まるで一緒に旅してるみたいで、旅先で、著者が、出会った人、宿、
食べ物、その匂いまで、伝わってくる。
決して、押し付けがましくない感性が、優しさが、どの旅にも感じられた。
この本を、きっかけに、前川 健一を、読みあさった。
