マヤ文明 新たなる真実―解読された古代神話『ポップ・ヴフ』
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カスタマレビュー
予備知識は必要 ( 2004-12-13 )
まずは、日本語訳も出ている、マヤの古代神話『ポポル・ヴフ』を読んでいただきたい。それから、マイケル・コウの『古代マヤ文明』も(ちょっと高いけど)。そしてできればテオティワカンやオルメカについての初歩的な知識も。
そうして初めて、この本の何が面白くて、何が画期的なのかがわかるはず。
逆に言うと、そうじゃないとちょっとつらいかも知れない。
ともあれ、とかく「よく分からない」もしくは「宇宙人が作ったのだ!」などと対極にブレがちな古代マヤについての、非常に地に足がついた、そして知的好奇心をくすぐられる解説書だ。
目からウロコのマヤ文明! ( 2003-03-04 )
本書は、従来の世界史の枠内の説明に飽き足らず、メソアメリカ文明により興味を持って接したことのある方におすすめです。著者が前著『マヤ文明 聖なる時間の書』の最後にたどり着いた新たな疑問がより掘り下げられていく過程は、とてもスリリング。神話の解釈はやや強引な印象もありますが、マヤを新たな視点で俯瞰し直した著作は、これが日本では初といってもいいのではないでしょうか。
しかし、画期的なだけに、初学者の方には現在明らかになっているマヤの基礎的知識を仕入れてから読まれることをオススメします。本書は何より、自分の頭で疑問点や新解釈を吟味しながら読むのがおもしろいと思います。
