赤毛のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン)
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カスタマレビュー
エピソードが抜けていない ( 2008-07-12 )
はじめて読んだ赤毛のアンが、この完訳シリーズのものでした。
そして数年後に本が欲しくなり、訳者さんが分からずに、別の方のを買いました。それは、かなりエピソードが省かれていて、がっかりしてしまい…
2冊目で、この本が買えました。
やっぱり、完訳だからこそ、深くアンを知ることができると思います。
大人になった今でも、一番好きな本です。
名訳だと思うが・・・ ( 2008-07-10 )
掛川氏の訳は特に会話の訳し方が生き生きとしていて素晴らしい。ただ瑕疵といえる物が少しある。まず、いわゆる日本語の誤用である。この本自体にはなかったが、氏が訳した続編では、雨模様という言葉が雨が降っている状態を形容するのに使われているが、この言葉は雨のふりそうな様子を形容する物である。また、デイビーが鬨の声を上げて入ってきたという表現があったが、鬨の声とは大勢の人間が一度に上げる声のことである。次にファッション用語とキルティング関連のカタカナ用語の多用である。これらの言葉は国語辞典にはほとんど載っておらず、調べるには、インターネットを使うか、ファッション事典、キルティングの本を用意するしかない。特に、キルティングは他の訳者が日本語で解るように訳しているのに、カタカナ用語一言で済ましてしまうのはどうかと思う。赤毛のアンの読者は多くが小学生だと思うが、最近の小学生というのはこうした用語に精通しているのだろうか。高校生や大学生なら解るが。こうした広く読まれる本は出来るだけ大勢の人間が解るように訳すべきだと思う。
英語でも読もう ( 2008-02-04 )
孤児のアンが、マシューとマリラとともに成長するどたばた喜劇。
カナダの自然の風景、個性ある登場人物、心温まる物語。
少女が、自立心を持って、生きていこうという積極的な姿勢が心強い。
あしながおじさん、少女バレアナ(ポリアンナ)、小公女などとともに、少女文学の最高傑作だと思われます。
その中で、子供の成長に伴って、親も成長していくことが分かるお話です。
ps.
原文はWEBにあがっています。ダウンロードして英語で読むことができます。
翻訳の善し悪しは、読み比べたことがないのでわかりません。
文化の変換は、時代によって違う可能性があるので、ある期間が過ぎたら翻訳し直すことも意味があると思われます。
大人になって☆ ( 2006-10-16 )
子供の頃から大好きだった物語のひとつ『赤毛のアン』シリーズ。
子供の頃は、アンがとんでもないことをしてマリラに怒られて、アンがいなくなってからマリラがクスクス笑うという描写が「なんで、ここで笑うの?」と、わからなかった。
でも^^!大人になって読み返してみたら、マリラが笑いをこらえてアンを躾、でも、アンのやったことがとんでもなく面白くて笑ってしまう気持ちがわかりました。「この子は面白い」とただ笑いたいところを、保護者として躾をしないとならない(笑)。
また、マシューの言葉少なな温かさ、読み返してみてさらに温かさをじわーっと感じました。
この文庫のシリーズ全10冊を読みました。
訳がさらに読みやすく、大人になっていくアンとギルバートの恋愛・家庭も素晴らしいので、必見!
村岡先生の訳より現代的 ( 2005-05-27 )
村岡花子さんが翻訳された「赤毛のアン」は子供の頃から、
何回、読み返したかわからないくらい読み込んできました。
その後、色々な方の翻訳版を読み比べています。
掛川恭子さんの訳は、現代の風物をふまえて訳してあるのがいい!
昔、読んだ時に、どんなものか想像できなかった風物・・・
例えば、「ふくらんだ袖」です。
これが、「パフスリーブ」と訳されている。
パフスリーブといわれると、どういう袖の洋服か想像できる。
そういうわけで、今の少女達にお勧めするとすれば、
掛川さんの訳の方がわかりやすいんじゃないかと思います。
