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カスタマレビュー
素晴らしい世界 ( 2007-09-14 )
これは面白い。
著者は早稲田探検部の一員として活躍した人物。UMAを追ったり、アマゾンを探検した記録を何冊かの本にまとめている。本書は、著者が学生時代から10年以上にわたって住み続けた「野々村荘」の日々を回顧して書かれたもの。奇妙な住人、信じられない事件、馬鹿なイベントが、これでもかというくらいに詰め込まれている。
そうした話のひとつひとつが面白い。どれも笑えるし、青春物語としても一級品だ。そして、最大のポイントはアパートの大家さん。もういい年をした女性なのだが、人柄が良く、気がきいていて、すべてを包み込むような慈愛を持ち合わせている。
嘗ての日本には、こういう場所があったということを忘れてはいけないと思う。
こういう生き方って うらやましいー! ( 2007-08-25 )
自分にはこんな人生は送れないとは思うけど、なぜかとても羨ましい。 22歳〜33歳にかけて三畳一間フロなしトイレは共同のボロアパート『野々村荘』で過ごした著者の青春記です。 この著者高野さんの生き方、周りの人たちははっきりいってハチャメチャです。 銭湯にいくお金を節約するためにプールに通ううち探検部の先輩・後輩たちと『河童団』なるサークルを結成し水泳大会に出場したり、三味線の流しになろうと三味線の先生について練習したり、友人と占い屋台をやって一儲けしようとしたり、幻覚植物を服用してチンパンジーのような仕草を永遠としてみたり・・・と、おもしろエピソード満載のすばらしい人です。 ほかにもおもしろエピソードがたくさんありますので、皆さんも読んでみてください。 でも、電車の中で読むと笑いをかみ殺すのが大変なので、ご注意を!
もう最高! ( 2007-07-29 )
高野さんの本を読むのは初めてで、こんなにおもしろい本をいままでしらなかったなんて、くやしいです。この本は、ただのちょっと変わった学生生活を書いた本ではありません。それ以上!とにかく大のお勧め! 最後に涙がでたのは、私だけですか?
甘酸っぱい ( 2007-05-22 )
「そうそうこんな感じの無茶なことしたなー」と懐かしい気分に浸りながら、またクスクス笑いながら読んだ。
筆者のずいぶん長い青春期であるのだが、とても甘酸っぱく、切なくなるものであった。
同時にこの作品は筆者が成長していく過程の作品でもある。
日々面白おかしく過ごしていたものの、なんとなく「何か」に対してもがいていた学生時代。
そんな筆者の姿が、つい最近まで学生であった自分の姿と重なり、読後は何ともいえない気持ちになった。
漫画読むなら本書を読むべし ( 2007-04-08 )
漫画を読んで面白がっているあなた達、是非本書を読むべきです。なぜ男の貧乏話はこんなに僕の心を打つのだろうか。貧乏話が面白いといっても、青春物に限ります。なぜならそこに悲惨さや悲しみがないからです。ただ生きていくエネルギーしかなく、時としてそのエネルギーが空回りするところに、すごいオモシロさがあるのです。本書は貧乏物としては最上級のエンターテイメント物語です。物語の前半は抱腹絶倒。これでもかこれでもかと信じられないエピソードが満載。後半は一転し社会に向かっていく話となっており、作者といっしょに考えさせられる場面が多くあります。まるで、私も野々村荘という魅力的な下宿で生活している錯覚を覚えました。錯覚でもないか。羨ましい、ってことかもしれません。
しかしながら一気読みです。
