オーパ (集英社文庫 122-A)
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カスタマレビュー
開高健といえば! ( 2007-11-19 )
開高健といえばこれっ!釣りっ!ていうくらい、彼の小説以外のキャラクターはこれである。ダンディズムとか、男っぷりとか、晩年の彼を語る識者の言葉はやたらと勇壮である。そのキャラは、このスポーツ・フィッシングの趣味に如実に現れている。高橋瞬の写真が、その彼の歯切れのいい文章を引き立てている。50歳代の若さで亡くなったのが、未だに信じられない!
豊饒の海。 ( 2007-08-13 )
言葉の豊饒さと、写真の豪快さが素晴らしい。
昔は大判で出ていたが、文庫版になっても素晴らしい一冊には違いない。
開高健(かいこう・たけし)という名は、
もちろん筆者の本名であり、誰でも知っている常識ですが、
その名にたがわぬ広範囲な活躍が懐かしい。
ぜひとも若い方にこそ手にとって欲しい一冊です。
尊大さが鼻につく ( 2007-05-19 )
作者のペンネームが学生時代の友人との会話、「書いた ?」「書けん」から来ているのは有名だが、若い頃はこうした柔軟性・大らかさがあった。
しかし少し名前が売れてからは、態度の尊大さが目立つようにようになって、私から見ると傲慢の塊のハナつまみもの。本書は紀行文と言うより単なる自身の釣り自慢であろう。本書から、冒険心やロマンを感じる人間の気が知れない。
我儘一杯の大人になれない幼児が書いた単なる自慢話。
開高先生の作品に点数をつけるのはおこがましいが・・ ( 2007-04-05 )
開高先生の小説を読んだのは35年以上前に遡ってしまいます。それ以来、私の趣味はインドアでは音楽鑑賞とアウトドアでは釣りになってしまいました。先生と同じようにフェンウィックのロッドとアブのリールを使って、いろんな池や海で釣りを楽しみました。また家では開高先生が釣ったペーシュ・カショーロなども飼育した経験があります。
結婚して家庭を持った頃からは、めっきりとアウトドアの数が減って音楽鑑賞がメインとなったいまですが、その分、仕事などで悩んだ場合は、池波正太郎先生と開高健先生の本を読み返しては元気付けられております。
比較的若いうちから、お二人の小説を読んでいますが、なかなかお二人のような大きな人物には成りえません。私はできるだけ子供に強要しないように読ませて行こうと考えております。
その価値が十分にある小説家だと信じております。
うなったり、クスッと笑ったり ( 2006-12-27 )
著者の豊富な知識と観察眼に裏付けられた文章は精緻で、シャレが効いて、時に躍動的だ。少しの下ネタが混ざって、そこに暮らす人間を浮彫りにする。魚釣りに止まらず、アマゾンの空気までも伝わってくる。ピラーニャを描いてあるページは下手なホラー小説より、鳥肌が立つほどリアル。どこからでも読めるので、いつも持ち歩いている。その世界に入り込める。本の紙質も良く、印刷が綺麗で、写真もいい。
