落日のボスフォラス
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カスタマレビュー
オスマン帝国の落日 ( 2004-04-26 )
かつて、三大陸に渡る大帝国を築いたオスマン・トルコも19世紀には終焉の時を迎えようとしていた。
西欧の列強からは“瀕死の病人”と言われ熟柿が落ちるように衰えていった。
しかし、600年続いたオスマン・トルコの最後の100年間は、蝋燭の炎が燃え尽きる前にひときわ激しく燃えるかのようだった。
ボスポラス海峡沿いにはドルマバフチェ宮殿やチューラン宮殿、ベイレルベイ宮殿、ユルドゥズ宮殿と次々に華麗なる宮殿がつくられ、帝国の栄華が続くかに思われた。
が、そのボスポラスの彼方に沈む、世界一美しいといわれる夕陽のように、オスマン帝国は優雅に滅びていった。
激動の19世紀をオスマン・トルコ帝国の滅亡をテーマに描いた歴史絵巻である。
