アラスカ物語 (新潮文庫)
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カスタマレビュー
寒い(ブルブルブルブル) ( 2008-08-11 )
猛暑に温暖化防止で控えめな空調温度でも、この本のお陰で心底「寒さ」を感じました。
勤務先も、利用者の為に開館中は涼しいのです(図書館)。
クールビスで閲覧室に入ると、ちょっと寒いくらい。
その上この本を読み始めたら・・・私はクーラーが嫌いになってしまいました。
それにしても寒い。
本当に実在した人間なんて信じ難い。しかし、本当に生きていたのですね。
それも日本人。
新田次郎さん自身の幼少期の経験が、こんな作品を描かせる源流になっているのではないだろうか?
ところで、「寒い」のは気温のせいだけじゃない。
主人公フランクを、たった一人で北極海に放り出した船の乗組員。
懸命に人々に尽くしぬいた主人公を、強制収容所に連行した戦争。
真冬ではなく真夏に読んだからこそ、人間による「寒さ」に身震いがした。
でもフランクは、人間として勝ったのだと信じる。
それは、今彼を語る人々がいるからである。
そして、著者の新田次郎さんにも感謝。
貴方の作品によって、偉大な人生の勝利者の生き様を知ることができました。
苦難に負けない人生を、私も懸命に生きていこうと思う。
人生を変えた一冊 ( 2008-06-17 )
この本には今の日本人が忘れてしまった、何か大切なことが書かれているような気がします。
私はこの本をもとに、アラスカを巡る旅に出ました。
長々とは語りません。
星野道夫さんの写真集も手元に置いて一読することをお勧めします。
人の生き方について考えさせられる ( 2008-05-02 )
現実に存在した主人公の生き様や,
そこでの会話や心情描写がマッチしており,
生き方についての一つの示唆が得られるものではないでしょうか。
「筋を通す」「自己を強く持つ」などいくつかのキーワードとして,
捉えられると思うのですが,とても言葉では言い尽くせません。
自身がどう生きていきたいと願い,どのようにそれを実行していくか。
それを考えるために,より多くの引き出しを持っておきたい,
そして人生の様々な場面での考えるベースを築いていきたいと思います。
ピリッと品格のある文 ( 2003-10-22 )
久しぶりにわくわくするお話に出会いました。
背筋がピリッとする、品格のある文章ですね。新田氏の著作には、気骨があり、あまり教科書などには登場しないけれど偉業を成し遂げた昔の日本人が取り上げられることが多いですが、これもまさにそんな人をとりあげています。こんなすごい人が実在したという驚きと、自分が日本人であることにちょっぴり誇りを持てる一冊。
いつもは読むのが早い人も、じっくり、文章を味わって読んでみることをオススメします。
アラスカのモーゼ、安田恭輔 ( 2002-04-01 )
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