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カスタマレビュー
アジアからパリへ ( 2007-07-21 )
1996年に情報センター出版局から出た単行本の文庫化。
前作とは趣向を変え、パリが主眼になっている。構成としては、まずベトナムへ、それからパリ、またベトナムに帰るというもの。ただ、通読した印象ではベトナムは霞んでしまっている。あと、写真の力が弱くなったような。やはり、パリではみんな、いちおうは身綺麗にしているからだろうか。
取材相手に対する、突き放したような文章が心地よい。心の交流があったりもするのだが、(著者自身も含めて)みんな孤独な影を背負っている。充実した楽しい日々を送っているつもりでも、外国で暮らす日本人はこか虚ろなものを抱えているように思う。そこをうまくつかまえて引っ張り出した本であった。
前作とはがらりと違うものになっているが、これはこれで面白い。
シャッターを切る瞬間 ( 2006-05-01 )
1とは趣が異なり、アジアを飛び出しパリで働いている日本人を追ったエッセイ集になっています。アジアとパリを比較して、ヨーロッパは暗く押し込められた都市のような描き方がされている。感性は人それぞれっていう言葉の意味がわかるような気がした。
どうしても拭い去れない西洋コンプレックス、それは逆にアジアを旅する日本人であることに優越感を感じていたのではないかとも思った。
しかし1との決定的な違いは筆者が繰り返しているように「何かを見つけた」ことではないだろうか。1に出てくるアジアンジャパニーズたちは、混沌へとあえて身を置くことを求めて旅に出ている人たちだった。それが2では、混沌から抜け出そうと努力している人たちを追っている。それはアジアとパリという違いではなく、人間の違いだと思う。そして1ではカメラを持った旅人の文章っていう感じだったけど、2ではカメラマンを意識しているのか有名なカメラマンたちのエピソードもいくつか紹介されている。
シャッターを切る時、その一瞬にどんな重みがあるのかと考えさせられた。
日本人それぞれの生きる姿がありました ( 2005-03-07 )
身なりも返り見ず自分の進みたい道を進む日本人を知ってますか?
彼らを見て気づかされる部分が多少なりともあります。
読み物としては手応えがないかもしれません。
でも、日本を離して暮らしている海外生活者の言葉はぐっとくるはずです。
こちらも信念を持って頑張りたくなるんです。
迷った時や考え方を少しかえたい時に読んでみてはどうでしょうか?
う~ん・・・ ( 2005-03-01 )
残念ながら私には筆者の言いたいことが良く理解できませんでした。
結局のところ海外で仕事をしている人たちに対する嫉妬・憧れと過大な西洋コンプレックスか・・・
ベトナムにいようがパリにいようが自分は自分です。パリに行ったからと言って汚い靴を買い換える必要はないし、そうしたからといって何も意味は無いと思う。
「なんとなくパリに行こうと閃いた」じゃお金を出してこの本を買った読者は納得できないだろう・・・・・
微妙。。。 ( 2005-02-13 )
読みやすいのは、読みやすいですが、内容があまりない気がしてしまいました。
同じようなことが繰り返し書かれている気がしました。
あまり面白いとは言えません。
