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カスタマレビュー
海の果てと山の奥 ( 2006-05-26 )
パスポートのいらない異国、沖縄。
日本の中にあってアジアに近い街だそう。
しかしそう感じるのも当然だろう。
沖縄は日本とは別の歴史を長い期間刻んできた地域だ。
だがやはり、気候の違いが最も大きいのではないだろうか。
すべてを焼き尽す太陽が存在するのは沖縄だけ。
海がある土地だから、というよりは亜熱帯に属する土地ならではの気質だと思う。
今回のアジアンジャパニーズでは、その沖縄を本島と離島へと旅をし、そして著者の故郷である諏訪と対比させている。
前作との違いは、そこに住む人や流れていく旅人だけではなく、その土地そのものを見つめていることだ。
挿入されている写真も、風景が多い。
そして故郷を通して、自分自身をまっすぐに見つめているように思えた。
ただ思ったままをポツポツと綴ってあるかんじなので、文章がやや単調に思えた。
カメラマンであってエッセイストではないからね。
しかし海に囲まれた沖縄も山奥の諏訪も、行ったことがなくてもその空気をなんとなく感じることができた。
1,2に比べ ( 2005-06-17 )
1,2はインタビューを通じて、旅する人や、海外に住む人の心情が伝わってくる名作だったのに比べ、3は、作者自身の話が多すぎて退屈だった。
完結編として期待していただけに、残念。
