こんにちはアン〈上〉 (新潮文庫)


こんにちはアン〈上〉 (新潮文庫)

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こんにちはアン〈上〉 (新潮文庫)

こんにちはアン〈上〉 (新潮文庫)
バッジ ウィルソン
新潮社
発売日: 2008-06-30
価格: ¥ 620 (税込)
発送: 通常24時間以内に発送


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カスタマレビュー

4 ファンのための本としては良い感じ ( 2008-12-30 )
モンゴメリのアン原作を大切に思っている方の中には、後付の本は嫌われる方もいるかもしれません。しかし、一つの想像の物語として、こういう楽しみ方は有りなのではないかと思います。
赤毛のアンとの出会いは、私もそうですがアニメから入った方も多いと思います。
アン原作出版100周年、アニメ化30周年記念として、2009年4月5日に19:30からBSフジでアニメになるそうです。この原作をどうやって膨らませたり、細かい感情の描写などがどうアニメかされるか楽しみです。

4 こんにちはの理由 ( 2008-12-17 )
あまり突きつめて読み込んだファンではありません。
有名なアンにまた出会えた!という思いで手に取りました。
でもこれはただの再会ではなくて
グリーンゲーブルズ以前の日々をつづった物語です。
なので「はじめまして」でも「また会えたね」でもなく、
まさに「こんにちは アン」でした。

冒頭部分に細かい描写が多く、なかなか本筋がわからず散漫な印象もあります。
(男性は特に情報量が多すぎて面食らうかも?)
読み進めていくと児童文学らしいおもしろさや爽快感が出てきます。

一貫して描かれているのはアンの「性根のすわった」姿勢です。
想像力を駆使して誇りを失わず、かといってアンは怠惰な夢想家ではありません。
現実をひとつひとつ片付けていく強さは大人も顔負け。

で、一抹の不安も抱くことになります。
アン、そんなに「いい子」でいいの?
あまり過酷な状況にいると
人はかたくなな性格になってしまうんじゃないかな。
このテーマは下巻に続いていきます。

3 「赤毛のアンとはどうあるべきものなのか?」を考えさせられる作品 ( 2008-10-14 )
モンゴメリの「赤毛のアン」が生まれる前の話から生まれてプリンス・エドワード島へ行くまでの話がこの「こんにちはアン」なのだが、序盤の父ウォルターと母バーサのストーリーはまだ納得できるが、アン・シャーリーが生まれて過ごした約10年間の内容にところどころ首をかしげたくなる部分が多々ある感じがする。

赤毛のアンを読んでこの作品を読むと、どうも違和感がある。作者の違いと作風の違いとの両面があり、「赤毛のアンとはどうあるべきものなのか?」という根本的な課題が結果的に解決されていないように感じた。

作者も作者なりに頑張っているように書いてあるが、やはり『赤毛のアン』という看板作品に近づけようと意識するあまり、どうも論点がぶれているように感じる。

これが赤毛のアンという冠作品でなければ、まだ救いようがあったかもしれない。

1 ひどい〜 ( 2008-09-21 )
後味の悪い、添加物たっぷりの菓子パンを、ついつい(お腹が空いて)食べ終えてしまったような読後感です。この本では、アンの人柄に品がない、エピソードの話され方に品がない。それぞれのエピソード自体は「あり」だと思いますが、ストーリーテリングの視点や展開の仕方、内省・独白の挟み込み方、ひどかった〜。でも「before GREENGABLES」というストーリーを試みる勇気をたたえて、星一つ。

4 ディープなアンファンも納得、楽しめます ( 2008-09-04 )
「赤毛のアン」出版100周年を記念して企画された本書。
私もかなりディープな「赤毛のアン」ファンなのでこの本の存在を知った時は正直、複雑だったけど
“子孫の意思で書かれている”、“アンの世界観が壊されていない”
この二つの点は間違いがないので安心、満足して楽しめました。

何よりも嬉しかったのは、たとえこれがモンゴメリの描いたアンではないとしても、
グリーン・ゲイブルスに来る前のアンにもアンを強く愛してくれた人がたくさんたくさんいたということ!
アンの素晴らしい想像力は孤独と悲しみによって磨かれたのだとしても、
愛や美しいものを感知する心は最初から持ち合わせていたことがわかったこと。
アンファンの希望と夢は損ないません。

アンの子供とは思えない有能すぎる家政婦ぶりなどファンとしては“う〜ん”と思う部分もあるけど、
著者が違うという固定観念がそう思わせてるというのは認めざるを得ない。
まぁモンゴメリのアンシリーズとは別物として考えて素直に評価すると、十分合格点はあげられる内容でした。

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