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カスタマレビュー
三蔵法師造形の論理を探る ( 2003-07-07 )
三蔵法師といっても何人もいるが、著者が取り上げているのはもちろん玄奘である。
その誕生から死までを追っているのだが、伝記というわけではなく、玄奘がどのような人物で何をしたのかということを探りながら、中国においてどのように玄奘の人物像が作られてきたか、ということを探っている。
玄奘に関する記録がみな事実とは考えられないが、そう記録されている、ということが重要なのだ。
文章はわかりやすく、当然のことながら、『西遊記』との関連についても触れていて、『西遊記』が仏教の論理だけでなく道教の論理を取り入れていることを再認識した。
