イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫)


イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫)

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イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫)

イスタンブール―世界の都市の物語 (文春文庫)
陳 舜臣
文藝春秋
発売日: 1998-09
価格: ¥ 500 (税込)
発送: 通常24時間以内に発送


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カスタマレビュー

5 トルコに関心ある方皆様へ ( 2008-10-20 )
本書は、イスタンブールを様々な角度から迫った作品です。

もともとは世界の都市シリーズの一環として出版されたものの内の一冊でした。

時代範囲はローマ時代末期の遷都、ビザンツ帝国時代、オスマン帝国時代を扱っています。首都の地位を失ったあとの展開についての記述がないのは残念です。

しかしながら、時系列をもとに各地区の歴史、文化書く観光名所についてのあれこれなどなどを楽しく紹介してくれます。

読んでいて引き込ませるものになっているのは、まさに陳舜臣氏の手腕なのだと感じさせます。ビザンツ帝国、オスマン帝国時代、イスタンブールは首都でその国そのものと思わせてくれます。これらの国家の歴史がイスタンブールと密接に結びついています。

トルコに旅行する人、トルコについて関心を持っている人、トルコ旅行して後で確認をしたい人・・・トルコに多少なりとも興味を持っている人は読んで損はないと思います。

面白いのは陳氏ならではの中国との結び付け方です。144ページ以降のトプカプ宮殿を北京の紫禁城の構造と似ていることを指摘しています。興味深い発想です。

最後に用語について。最近の学会ではオスマン・トルコは「オスマン帝国」、スレイマンはスレイマン大帝となっています。著者の陳氏はこのことには恐らく注意を払っていたはずなのですが、以前からある呼称を使っています。意図があるのかもしれませんが、今現在の用法としては必ずしも正しくありません。

4 トルコの今を知るために予備知識として良書。 ( 2007-08-06 )
トルコは、本書が記す時代においても、また近現代においても歴史的に重要な国である。コンスタンチノープルやヴェネツィアのハナシも面白いが、現代に生きる我々は、現代に生きるトルコの人々を考えるのも面白い。EU加入問題に加えて、トルコは最近、デノミを行った。トルコという国は、昔も今も興奮させてくれる国である。そうした現代のトルコの来歴を知るうえで、本書は参考になる本。

4 旅に出る前に ( 2003-11-16 )
東西文明の十字路と呼ばれる都市イスタンブル。
主にメフメット2世がコンスタンティノープルを攻め落とし、イスタンブルとなり、ケマル・アタチュルクがトルコ共和国を建てるまでの歴史や文化が簡潔、かつ分かりやすく書かれている。
イスタンブルの観光地を、歴史を絡めてその由来などを紹介しているので、とても興味深い。

トルコに旅行に行くことが決まったら、読んでおくと良いと思う。

5 トルコの歴史を楽しく読む ( 2003-05-17 )
↑タイトルの通り、歴史を楽しく読める本です。イスタンブールの有名なモスクや建物のことを中心におきつつ、それにまつわる歴史、面白いエピソード、雑学(?)が語られます。歴史書のように、時候列的に堅いお話だけしてオワリというわけでもなく、ガイドブックのようにサラーッと流して終わりというのでもなく、とっても楽しんで読めて、さらにちゃんと後に残る財産があるという、なかなか得がたいイスタンブール紹介であります。

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