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カスタマレビュー
貧乏旅行 ( 2007-09-03 )
貧乏旅行記作家として知られる下川氏も40代になり、あんまり貧しい旅ばかりでは、ということで書かれた本。それでも贅沢な旅には心理的に抵抗があるようで、「ほどほど」で落ち着いたようだ。
ホテルは中級、バスもそこそこという旅だ。これが、意外に悪くない。ホテルの部屋にクーラーがあったり、送迎サービスがあったり。これまでの苦労は何だったのかと思ってしまうあたりが面白い。
かつてアジアを放浪した青年たちも、中年に差し掛かる頃合いだ。こういう旅が、これからは求められていくのかも知れない。
読むとアジアの旅行に駆り立てられます。 ( 2005-12-25 )
文章に凝ったところがなく、個人的に非常に好感が持てる。アジアに行けばまず誰でも会うのが、ぼったくる人々。自身も何度もぼったくりにあい、とてもむかっ腹がたったことがあるが、この筆者の本を読むと考えようによっては受け入れられるものだな、と思う。
また何かを目的にしないと海外旅行に行ってはいけないのか?それはある程度まとまった金をはたいていく限りは何か目的があった方が有意義かもしれない。でも大事なのは普段とまったく異なる空気を肺一杯に吸うこと、雰囲気に体を浸すことなのではないか、と感じさせてくれる。
貧乏旅行の呪縛から逃れたい人たちへ ( 2002-05-03 )
ここのところ、貧乏旅行をするバックパッカーというのが、ある種独特のステータスになっているように思います。いかに安く旅をするかを競い合うように。そのせいか、日本人が集まる安宿というものがあると知り、いささかびっくりしてしまいました。そういう私も、それなりにお金をかけない旅行をアジアに限らずあちこちでしてきました。最悪の場合、野宿になったこともあります。でも、旅はそれぞれの目的によってさまざまな形があります。安く、お金をかけないからエライとかスゴイなんてありません。それで命を落としてしまうようなことがあるのであれば、何の意味も持ちません。筋金入りのバックパッカーのモデルのような下川さんが、いつもと変わった旅行のスタイルを試みた内容の、このエッセイはなか!!なかコミカルで面白いものがあります。
