レゲエ入門 (ON BOOKS 21)
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カスタマレビュー
何度も読み返してます ( 2007-07-28 )
レゲエの歴史やエピソード、アーティストのディスク紹介まで味わい深い文章で染み込んできます。私は音楽家でないのでビートの解説はチンプンカンプンでしたが、ボブ・マーリーの声についての読み解きなど、著者の感性の深さを信頼せずにはおれません。リスペクト!
愛情を感じるレゲエガイド ( 2006-03-01 )
改めて門をくぐってみようと思って何気なく読んでみたが、あたりの一冊だった。
メント、カリプソ、スカ、レゲエ、ロック・ステディ、DJ、ダブ、ナイヤビンギ、UKシーン、90年代のダンスホール以前のレゲエ関連音楽シーンを丁寧に解説している。著者も言うように、「音楽を理解するには『音』から入るのがいちばんよい」に違いないが、これ一冊でより理解が深まるのは間違いない。というか、これを読むまでは誤解していたこともたくさんあった(たとえば、ジャマイカではラスタの人口は1%もいないそうだ)。
ときに解説口調から自然と脱線していく文章も魅力的だ。
<じりじりと秒単位で肌が焼けていく強い日差しを避けて、ハーフ・ウェイ・トゥリーの近くの公園に逃げ込むように足を踏み入れた。そこは頭上が巨木の枝葉で屋根のように覆われていたので、外の明るさとの落差もあって、一瞬、漆黒の世界に入ったように感じられた。数秒して目が慣れてくると、ひんやりとした暗闇の中に無数の目が光っているではないか。誰かの小さなラジカセから、目一杯の音でレゲエが流れている。木漏れ日が雨のようになって幾本も降り注ぎ、人々の黒々とした額や、肩や、腰に、迷彩服のような斑の光の転々をつくり、それがゆっくりとした踊りの動きに合わせて揺れる。>(「はじめに」)
こういう文章に、レゲエとジャマイカに対する愛情が溢れている。
