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カスタマレビュー
こういうので性格がわかってくるかも ( 2008-02-10 )
時津風部屋の兄弟子による新弟子暴行致死事件の報道を見ながらふと、こういうのって多分外国人にはあまり理解されない世界なのかな、と思った。けど、あれは日本人にしたら、「まあこんなことも起こるかもしれないよね」って思わせるところのある事件ではないか。どんな人間にもあると思うけど、日本には、権威への服従を強いる文化があるかもしれない。ミルグラムの実験の悪趣味な再現である。嫌な話だけど。
さて。イタリアにもああいった、傍目から見ると不可解だけれども、イタリア人にとっては、「まあそんなこともあるかな」というニュースがいろいろある。本書はそういうみょうちくりんなニュースをいろいろ紹介しているのだが、そういう珍妙なニュースに意外と民族性が浮き彫りにされていたりすることがあると思う。特に、EURO導入時の混乱の記事がおもしろかった。2002年元旦にイタリアではユーロが導入されたのだが、この年初に銀行員たちがストライキを行い 90%の銀行で2週間業務が行なわれなかった。通貨が入れ替わるときに銀行で両替ができないのである。日本だったら、何て自己中心的な銀行員たちだろう、ってことになるよね。さらに、切替え時に「絶対に便乗値上げはさせない」と時の首相が言っていたにもかかわらず、ほとんどの物価が上昇した(平均で10%くらい)。イタリアの商人はせこい。「ベニスの商人」(ユダヤ人だけど)はシェイクスピアに揶揄されたが、イタリア商人全体がけっこうせこい商売していることが明らかになってしまったわけである。
一方で、イタリア人は世界で類を見ないほどボランティアに熱心な人たちでもあるようで、守銭奴というわけでもないみたいだ。これは、カトリック教会の影響もあるのかもしれないけれども、多分、イタリア人に自立の精神が通底しているからではないかとも思う。「ボランティア」はそのまま訳せば、「自発的な活動」ということである。イタリアは、上からのおしつけとかプレッシャーがすごく嫌いなんじゃないかなという気がする。「滅私奉公」なんて通じないかも。上の、ストライキの話も便乗値上げの話もそうやって考えると納得できるし、時津風部屋事件みたいな事象があまり理解されない国かもしれない。
まじ楽しい。 ( 2005-06-16 )
新書というと堅い感じがしますが、この本はそうではありません。イタリアにあまり興味も無くてもとても楽しめました。
これはイタリアに興味のある人、無い人ともにイタリア人に対するイメージを変える一冊になることは間違いありません。
例えば、イタリア人といえばラブラブでオシャレなカップルなどをイメージする人が多いと思いますが、実際は喧嘩ばかりして女性が男性に暴力を振うそうです。しかも、それは場所を選ばず行われ、車内での喧嘩が交通事故の主な原因になり、大臣が車内での夫婦喧嘩をやめるように声明を出したことがあるそうです。
こんな感じの内容ばかりです。
ナイス。 ( 2005-05-28 )
イタリア好きの人は読んでおくといいでしょう。
国籍をネタにしたジョークやなんかは、一般的にいって
あまり上品ではないのですが、
ここまでの話ならネタになるなぁ、と思います。
日本ではここ三十年くらい
イタリアブームが続いているようなものですから
読んでも損にはならないと思います。
なにより面白いですし。
星四つ。
純粋な笑いで、心に潤いを ( 2003-03-08 )
イタリアの三面記事ってどんなの? そんな素朴な疑問から読んでみました。
いやぁ~ 楽しいのなんの。とっても素直に笑えます。
根っから明るい(?)イタリア人の嘘のような本当の話が満載です。
なんとも微笑ましい、愛するべき人々 イタリア人。
装丁がとってもマジメそうで、硬そうなイメージですが百聞は一見にしかず!
「最近、心に潤いが足りない・・・」と嘆いている方、お薦めです。
想像以上の面白さ! ( 2003-02-02 )
題名からしていかにも面白そうだが、中身は想像以上に強烈。普段ワイン、イタリア料理、サッカーくらいにしか興味のない私だが、電車の中で何度も声を出して笑ってしまった。ぜひ読んで下さい。
