世界で一番いのちの短い国―シエラレオネの国境なき医師団
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カスタマレビュー
別の世界で,自分の経験を伝えようと思っている人に ( 2008-10-08 )
本部とのラジオ交信の緊迫感。百人単位で並ぶ患者たちへの流れ作業的処置。そしてひとり淋しく夜を過ごすときのオカズに至るまで。現地での体験を生々しく語る文体には,敷居の高さを感じさせません。
強く感じられたのは,何よりも教育が重要ということ。とくに著者は「自分が居なくなっても立ち上げた状態が存続できること」に国際協力活動の意義を求めており,団体としてのミッション以上の自己目標に向けて頑張る様子がいい感じ。
軽く読めて,それでいて訴える内容があって。なかなかいい本だと思います。国際協力なんて大仰でなくても,これまで過ごしてきた環境とは別の世界で,自分の経験を伝えようと思っている人には感じるところがあるのでは。
暗くない ( 2008-02-19 )
表紙といいタイトルといい本書を手にするまでは、本書が国際援助としての活動から如何にシエラレオネという国が危機的状況に瀕しているかを扱ったものだと思っていたが、
実際に本書にかかれていることは筆者が現地で活動に携わる中で繰り広げられる日々の様子である。
書かれていることが特殊なことではなく、現地での活動・生活を中心として描かれている。
国際援助をするにあたって、決して押し付ける態度で臨むのではなく、現地の人を尊重し協調していく姿勢は非常に共感を持てた。
何が本当の国際協力なのか、国際協力とはどういったものなのかを考えさせてくれる一冊である。
国際協力に携わろうっている(としている)方、そうでない方もまずはシエラレオネという日本では殆ど認知がない国のことを知る上でも、是非とも多くの人に読んでいただきたい良書である。
日本ではありえない現実 ( 2007-09-29 )
世界で一番寿命の短い国のことを、この本に出会って知りました。
長寿国の日本ではありえないことがシエラレオネでは起こっています。
日本でダイヤモンドといえば綺麗で高価で・・・というイメージ。
でもこの国では争いにかけるお金にするために使われています。
この本を読んで以来世界の子供たちの現状に興味を持つようになりました。
軽いエッセイ調で書かれているので読みやすいです。
人生変わります。 ( 2007-07-17 )
この本を何気なく買ったのが、大学1年の時。
レジの前に積まれている新刊のうちの1つ。
内容は読みやすかったし、面白かった。
でも、その時はそれだけで終わり。
海外で働いてみたいっていう気持ちはあったけど、
理由はかっこいいからとか、そんな感じ。
バイトばっかりして、あっと言う間に2年が過ぎた。
この本のことはすっかり忘れてた。
大学3年になって本格的に就職活動をはじめた時、
自分は何をしたいのか分からなくなった。
ただ漠然と『外国で働きたい』『たくさん稼ぎたい』『社会的地位がほしい』などなど
恥ずかしい理由ばかり。
そんな時、久しぶりに読み返したのがこの本。
あれから、3年。
この本のおかげて様々な人と出会い、
将来なりたい自分が明確になり、
キャリアプランを作り、
今はなりたい自分に向けて第一歩を踏み出しています。
夢がかなうかもしれない!!
って毎日わくわくしてます。
全部、この本のおかげ。ありがとう。
現実 ( 2005-11-30 )
シエラレオネなんて国を知っている日本人は少ないと思う。私がこの本を読んだのもその理由からだった。現地の人々は、私たちが予想もしない行動にでようとする。そういったことまでもを予想して行動しない限り、国際協力・国際貢献は先進国の自己満足に終わってしまう。国際協力・国際貢献にほんとうに必要なこと、いま求められることは何なのかを実感する。
