「平和憲法」を持つ三つの国―パナマ・コスタリカ・日本


「平和憲法」を持つ三つの国―パナマ・コスタリカ・日本

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「平和憲法」を持つ三つの国―パナマ・コスタリカ・日本

「平和憲法」を持つ三つの国―パナマ・コスタリカ・日本
吉岡 逸夫
明石書店
発売日: 2007-09
価格: ¥ 1,890 (税込)
発送: 通常3~5週間以内に発送


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カスタマレビュー

1 リアリティのなさが致命的 ( 2008-06-18 )
この種類の本の書き手は、「現地を取材してこの目で見てきました!」といってこういう本を書くけれども、その目は始めから「見たいもの」だけに向けられていて、都合の悪いことは一切「見ない」ようになっている。私たちが知りたいのは、良いところも、悪いところもきちんと「見た」本なのですが、この本でもそれは果たされていません。リアリティがありません。

5 目から鱗 ( 2008-01-15 )
平和憲法を持つ国が、日本の他に二つもあることを初めて知りました。
日本だけのものだと思っていたので驚きました。
パナマに軍隊がない理由は日本の憲法九条ができた理由と似ている、という著者の視点は鋭いです。
著者の娘さんとの対話形式なのも、非常に分かりやすく勉強になりました。
読み進めていくうち、日本は世界の一員なのだと納得させられます。
こういうバランスのとれた見方は、世界を考える時にとても参考になります。

1 結局、おとぎ話でした。 ( 2007-11-10 )
本書は、著者が小学生の娘を連れて憲法で軍隊を持たない国を取材旅行し、
平和憲法について娘と語るという形式になっています。
しかし、パナマやコスタリカの記述はともかく、
日本や世界の将来について語る箇所では以下のとおり嘘を含む印象操作が随所に見受けられ、
最後は国連軍が世界全体を守る時代がいつか来ると希望を語って終わります。

p.16)「軍隊を持たない宣言」という壮大な実験を、あっさり捨てていいものか。
<< 核兵器の存在を無視するような(p.80)著者が言う「実験」に付き合えません。
p.79)北朝鮮がミサイルを撃った一晩で、
   防衛庁長官が敵ミサイル基地攻撃を行い得る事を認めて専守防衛の哲学を壊した。
<< 必ずしも敵基地攻撃は違憲で無いという事は、
   半世紀以上前の国会答弁で政府が認めていた事に過ぎません。
p.80)ミサイル1本では、最大で200人の犠牲だろう。防衛庁長官は、
   敵ミサイル基地攻撃より、専守防衛の哲学を守るため、それぐらい犠牲は覚悟すべき。
<< 核兵器を無視して現代の国防を語った本なんて、出版できた事だけでも驚きです。
p.216)中国は、成熟したやり方で国交回復してきた
<< 日本への領海侵犯は無視ですか。
   南沙諸島など、周辺諸国への対応も成熟していると考えてるのでしょうね。

最後の国連軍で世界を守る話は理想として述べているものの、
そこまでの現実無視と印象操作がひどく、理想を語る上でも有害な書になっていると思う。

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